ネットで自分好みの情報やアイテムにどんどんスピーディに結びつくことができる時代です。
大衆を惹きつけることができる時代ではなくなり「個の時代」と言われます。
しかし、「個」を把握することが誰も出来ていません。
「個」とは、「個性」です。
個性を掴むことができれば多くを把握出来ます。
私は、着物の色柄や素材感などの複雑さと、それをお召しになる人との関係を追求したことで
見えない内面の「個性」を掴むことが出来ました。
個性とは
何でも食べるけど、きゅうりと茄子を一緒に調理した料理だけは嫌い
兎や羊などの動物を小さく丸ごと描いた柄が好きだけど
大きく馬の首だけを描いた柄は好きではない
人が持っていないものを持ちたい
というような、目に見えないものです。
「心臓」でも「脳」での有りませんから、人の体を手術しても掴むことは出来ません。
着物が教えてくれた「6つの色が導いてくれる人の個性」は
個性の骨格を掴んでいますから、好みの色や柄だけではなくライフスタイルや
思考傾向もわかるのです。
青タイプが共通して温泉や読書が好き
赤タイプはなかなか決められなくて買い物が出来ない
紫タイプは社交的でオールマイティだが転職しやすい
ピンクタイプは、愛情深さから、上司を飛び越えて社長に直訴する
というような多くのことが分かります。
これは、物作りや人事管理や採用などに応用することが出来ると思います。
社会に大いに役立てていただきたいです。