美容室を多店舗経営なさっているO社様の場合
ある店舗の雰囲気がぎすぎすしていました。
それが、お客様への接客や売上にも影響を与えていました。
それは、個性がぶつかりあう2人のスタイリストさんが隣り合わせて
仕事をしていたからです。
「色個性診断」でその二人は、「強くリーダーシップを発揮したい」個性と
「頑固に追求する、上に立ちたい個性」だと分りました。
どちらの個性も、他者に強く当たる個性なので
距離が近すぎることもあり、衝突を起こしていたのです。
原因が明らかになりました。
原因と共に、それぞれのスタイリストさんの長所と短所も分り
個性を伸ばす方向性もわかりました。
問題解決のためには、二人を距離や時間で「離す」ことが必要です。
フロアーを分けるとかシフト性の時間を組むなどが考えられます。
距離や時間で対応できない場合は、他の方法もありますが
この美容室の場合は、「分ける」ことがベストだと思われました。
また、これだけ「強い・上に立ちたい」個性の方々は、
個性を伸ばす働きかけをすることで大きな売上結果を出すことが
できる個性なのです。
その方向性もコンサルティングでご提案することができました。
その結果、2人のぶつかり合いの問題は解決してお店のクレームがゼロになり
ました。
また、店全体で互いの個性を共有したので、互いに個性を意識することになり
その結果、仕事がやり易くなりました。
それが客数や売上にも影響しました。
3ヶ月間で店舗全体で、客数で4.7%アップ、総売上金額で2.4%アップしました。